糖質制限は筋肉を減らす?

食事

絶対に知っておくべき糖質の2つの基礎知識

  • 糖質不足は身体や脳みその働きを鈍化させる
  • 糖質不足はエネルギーを補おうとし筋肉を分解してしまう

減量や筋力アップの為に過度な糖質制限をすることは絶対にしてはなりません。糖質制限により筋肉も分解されてしまうため、確かに体重は減少しますが筋力の低下により代謝は落ち身体にハリがなくなり、さらにはリバウンドしやすい体質になってしまう可能性があります。”糖質”とは炭水化物から食物繊維を引いたもので、基本的に体を動かす際のエネルギーとして利用されます。中でも糖質の一種である”ブドウ糖”は人間の脳が活動のエネルギーとして利用する唯一の栄養素だとされているため過剰な糖質制限は判断力や思考力の衰えに繋がる可能性があります。(※特定の条件下では他の栄養素もエネルギー源として利用する事がある)

エネルギーとして利用されなかった糖質は様々な代謝の末、最終的に脂肪として体内に貯蔵される事になります。必要以上の糖質摂取は肥満の原因になる為、摂取量のコントロールが大切になります。

一般的に推奨される摂取量は一日の総摂取カロリーの50~65%と言われています。

”知ってると知らない”では大違い! 糖質とインスリンの関係

糖質摂取後は血糖値が上昇し、”インスリン”という物質が分泌されます。インスリンは血中の栄養素を体内の様々な部分に運び、上がった血糖値を下げる働きがありますが、同時に体内に脂肪を蓄え、脂肪の分解を抑制する働きもあります。糖質の過剰摂取はインスリンの過剰分泌にもつながる為、ダイエットを目的としている人は糖質の量や摂取の仕方などを工夫する必要があります。

運動後傷付いた筋肉に必要な栄養を運び超回復の効率化を図るには同じくインスリンが必要不可欠です。トレーニング後にタンパク質を摂取すべきなのは広く知られている事実ですが、同程度に糖質摂取も重要となります。必要以上の糖質制限はインスリンの分泌量を減らし、結果的に筋量が減少してしまう為、ダイエットにも筋肥大に置いても結果が出なくなります。

正しくない糖質制限は”糖新生”を引き起こし筋肉を分解する

糖質を完全に抜いてしまったり、糖質必要量に対して不足が続くと体は不足分のエネルギーを補うために”糖新生”を行います。糖新生とは、糖質以外からエネルギーを生成しようとする機能で、主にタンパク質=筋肉や脂質を分解・利用し新たなエネルギー源とする働きです。

筋分解に伴い基礎代謝量が低下し、痩せにくく脂肪が溜まりやすい身体になってしまいます。糖質の必要量は個々の生活活動量や運動習慣により異なりますが、上述した通り一般的に推奨される摂取量は一日の総摂取カロリーの50~65%と言われています。これらの事をしっかりと理解したうえで糖質のコントロールを心がけていきましょう。


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